MONTHLY LETTER

なかや薬局から今月のお便り

忘年会シーズン
年末年始の胃腸にお気遣いを!

年末年始の忘新年会・・・
ついつい『食べすぎる』『飲みすぎる』
この時期は、胃の不調を訴える方が非常に多いです。

 

 
 

忘年会シーズン
年末年始の胃腸に
お気遣いを!

年末年始の忘新年会・・・
ついつい『食べすぎる』『飲みすぎる』
この時期は、胃の不調を訴える方が
非常に多いです。

 クリスマスやお正月、忘新年会など催しが多いこの季節、食べたりお酒を飲む機会が増える方が多いと思いますが、食べ過ぎたり飲みすぎたりしてませんか?
 「食べ過ぎない、飲み過ぎない」が当たり前の予防策ですが、なかなか節度を守ることが難しいときもあると思います。食べ過ぎ・飲み過ぎの後に胃腸薬などを服用して胃の働きをサポートすることはもちろん大切ですが、少しでも日頃から胃を労わることで、胃にかかる負担を軽減させることが大切です。 
 今回は、胃もたれのメカニズムや対策についてふれたいと思います。
 
食べ過ぎたあとの『胃もたれ』はなぜ起こるのか?
 食べ物は、胃のリズミカルな動きによって胃液と混ざり、消化しやすいように小さく粉砕されます。ドロドロになった食べ物は、ぜん動運動(=胃がくびれること)によって、幽門から少しずつ次の十二指腸に運ばれていきます 。胃の運動は、自律神経によってコントロールされています。しかし、何らかの要因で運動機能がうまく働かないと、胃の中の食べ物がなかなか十二指腸に送られず、胃に長時間留まることによって胃がもたれます。胃もたれを起こす要因としては次のようなことが考えられます。
 
①食べ過ぎ、油もののとり過ぎ
食べ物には、消化しやすい食べ物と消化しにくい食べ物があります。肉類や揚げ物など、脂肪分の多いものは消化に時間かかり、胃にかかる負担も大きくなるため、胃もたれが起こりやすくなります。


②体質や加齢による胃の働きの低下
胃は主にぜん動運動によって食べ物を消化し、十二指腸に送り出します。ところが、この働きが弱くなると食べ物の消化に時間がかかり、長く胃に留まることになるため、胃もたれが起こりやすくなります。
③ストレス
ストレスによって、胃の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れると、食べ物を消化したり、次の器官である十二指腸に送り出す働きが弱まり、胃もたれの原因になります。そもそも内臓の働きは、自律神経系の交感神経と副交感神経の働きによってコントロールされています。一般的に、交感神経は内臓の働きを抑え、副交感神経は内臓の働きを活発にしますが、ストレスが長く続くと、これらの神経のバランスが乱れてしまいます。副交感神経の働きが優位になりすぎると、胃の働きが活発になって胃酸が過剰に分泌され、胃痛の症状が起こります。一方で、交感神経が活発になりすぎると、胃の粘膜を保護する粘液の分泌量が減ったり、胃のぜん動運動や消化する力が低下したりすることで、胃もたれの症状が起こるのです。
 

症状が軽ければ市販の胃腸薬でも十分効果があります。
①胃もたれのときに選ぶ薬のタイプ
胃腸薬には、出すぎた胃酸から胃を守るタイプと、胃の働きを活発にするタイプがあり、薬の選び方を間違えると、症状を和らげる効果があまりみられないことがあります。胃の運動機能が低下することで起こる胃もたれには、後者である胃の働きを促進させる薬を選ぶことが必要です。胃のぜん動運動を活発にするなど、胃の機能を調整、改善する健胃剤や消化調整剤などを使用します。
②消化が進まない胃もたれには消化酵素剤
食べ過ぎなど一時的な症状で消化が進まず、胃がもたれている場合には「消化酵素剤」を選びましょう。消化酵素が胃の中に留まっている炭水化物や脂肪を分解し、消化吸収を助けてくれます。消化酵素は市販の健胃薬の中にもよく入っていて、有効成分に「○○―ゼ」という名前の成分が入っていたら、それは消化酵素です。消化酵素にはたくさんの種類がありますが、糖分を分解するアミラーゼ(ジアスターゼ)、脂肪を分解するリパーゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼなどがよく用いられます。
 
 ひと口に『胃腸薬」と言ってもさまざまな種類があります。
 いまお飲みの胃腸薬が本当に合っているのか?ぜひご相談ください!