MONTHLY LETTER

なかや薬局から今月のお便り

肝臓に負担がかかるこの時期
ご注意ください!

生活リズムを崩しやすい年末年始は、
知らず知らずに内臓に負担をかけてます。
あなたは大丈夫ですか?

 

 
 

 
肝臓に負担がかかる
この時期
ご注意ください

生活リズムを崩しやすい年末年始は、
知らず知らずに内臓に負担をかけてます。
あなたは大丈夫ですか?

 年末年始に飲食の機会が増え、いつも以上に食べ過ぎてしまったという人が多いのではないでしょうか? 「体重が・・・kgも増えた」「身体が重く感じられ、なんとなくだるい」と感じている人は、アルコールを飲む習慣がなくても、肝臓がダメージを受けているおそれがあります。「なんとなくだるい」「充分に寝たのにだるさが取れない・・・」という人は要注意!! 肝臓障害のサインかもしれません。
 肝臓は、食べ物から吸収された栄養を代謝したり、蓄える働きをしている臓器です。食事で摂取したブドウ糖や脂質を代謝し、エネルギー源として使われないものは脂肪として蓄えられます。肝臓に脂肪がたまりすぎると「脂肪肝」になりやすくなります。脂肪肝は肥満の人に多いのが特徴ですが、痩せている人でもなる危険性があります。
 『休肝日』という言葉があるくらいお酒を飲みすぎると肝臓に負担がかってしまいます。お酒を飲み過ぎて肝臓に負担をかけるとどうなってしまうのか?アルコールと肝臓との関係についてまとめました。
 
 毎日のように たくさん飲酒を続けると、肝臓の細胞一つ一つに脂肪の粒が現れてきます。これが『脂肪肝』と呼ばれる状態です。この状態のときは まだお酒を控えるだけで正常な状態に戻すことができます。しかし、更にお酒を飲み続けていると、肝臓の細胞に炎症が起きてくるようになります。炎症が起きると細胞が壊れ始め、『アルコール性肝炎』の症状が出てきます。
 『アルコール性肝炎』とは、長期間に渡って大量にアルコールを飲みつづけることで、アルコールに含まれている毒性が肝細胞を壊してしまい、障害を起こすようになることです。また、アルコールを多量に飲むことによって、栄養バランスも崩れてしまいます。さらに、健康な体を保とうとする免疫の機能が、アルコールによって変化した肝細胞を異物とみなして攻撃するようになります。こうしたことから、肝障害はますます悪化していきます。症状は軽いものから急性肝不全を起こして危険な状態になるものまであります。

 症状としては、「吐き気やおう吐」「食欲不振」「体重が減る」「黄疸 ( 皮膚や眼球の白目の部分が黄色くなる )」などです。血液検査でも状態が確認することができます、検査値の代表的なものは以下の3種類 です。
 
① AST・・(別名 GDT) 
基準範囲は 8 ~ 40 ( IU/l )で、ASTがALTより高い場合は肝硬変や肝臓がんが疑われます。
② ALT・・(別名 GPT)
基準範囲は 5 ~ 35 ( IU/l )で、ALTがASTより高い場合は慢性肝炎や脂肪肝が疑われます。
③ γーGTP
基準範囲は 60( IU/l ) 未満です。肝臓の解毒作用に関係している酵素で、肝臓や胆管の細胞がこわれたことの指標となります。
 
 お酒の飲み過ぎを続けると、これら3種類の酵素(たんぱく質を分解する物質) の値が上昇します。この検査値は禁酒や節酒をすれば少しずつ改善されますが、さらにアルコールを飲み続けると肝臓が縮んで硬くなります。この状態を『肝硬変』といいますが、『肝硬変』になった肝臓は二度と正常な状態には戻らず、働きが低下して生命の危険さえ伴うようになります。
 
 注意しなければならない人は、
・日本酒1合を一気に飲める人 
・飲まないと眠れない人 
・仕事で飲むことが多い人 
です。当てはまる方はご注意ください。

 肝機能の改善法としては「バランスのよい食事をとること」「適度な運動」など生活習慣の改善が基本となります。効果的な実践方法は以下の3点です。
 
① 脂肪の摂り過ぎに注意する
肉類の脂身を避ける。フライドチキンなどの揚げ物は特に高カロリー。天ぷらにも植物性油が使われているので要注意です。
② 間食を避ける
お菓子やジュースなどに多く含まれる果糖は、中性脂肪となって肝臓に蓄積されやすいので、1日1回など制限を設ける。
③ ウォーキングなどの有酸素運動を続ける
肝臓の脂肪は比較的短時間の運動でも燃焼するので、ウォーキングであれば1回30分間、週に5回で充分効果があります。
 
 また、肝機能障害の回復には、良質のタンパク質が必要不可欠です。肝臓自体が良質のタンパク質で出来ているからで、肝機能障害の食事療法には、タンパク質はかかせない栄養素になります。タンパク質は、アミノ酸に分解され体に吸収され、肝臓で再度、タンパク質に合成されます。 弱った肝機能を、回復し修復させるためにも、良質のたんぱく質を充分に摂る必要があります。

 
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